初HAO

とうとうこの留学の目的のHAO(High Altitude Observatory)に行ってきました。
まずは、自分の居室を確認。エイミーさんにすごいお世話になる、この人かなり親切。

起きた時間がおかしかったので、この時点でかなり眠い。一段落したところで、T海とカフェテリアに食事に行く。ここがまた量が多くて死にそうになる。食事をしているとレンペル、ファンが遠くに現れる。
去り際に挨拶をする。よろしくお願いします、と。

その後はT海のコロキウム。20000kmからの浮上磁場。内容はこの前聞いたものだったけど、なかなか立派な発表だった。

コロキウムの後はレンペルと議論。昔、彼の論文を読んで興奮した事を伝える。喜んでいた。
まず、RSS近似の話。色々大変そうだけどとにかくやるしかない。anelasticを使えるようにならなければ。
これは、まあ普通の感じで話がすすみ特に彼のすごさを実感する事はできなかった。とにかく何が起こるかわからないのでやってみるしかないと。最初のうちは計算が軽いのでぽんぽん進むだろう。

次に、回転が速い星の内部角速度分布。こっちの議論のときに彼のすごさを実感した。
まず、僕の研究の内容を的確につかみ。僕が結論を言う前にそれを言ってしまう。さらには、
問題点を指摘し、それを解決する方法。また、新たな研究としてこういうのが考えられるとぽんぽん言われた。

その一つ一つが非常に面白く。やはり、この人すごいという感じだった。ただ、立ち振る舞いは少年のようで、廊下においてあったクッキーを見つけると「やった」と言わんばかりにそれをほうばっていた。

図書館に二人で行った帰りになんとディクパティの部屋によった。この前の論文を褒められた。よかった。
色々噂はあるけれど、結構いい人そうだなと思った。今度の招待講演の事も少し話した。

それからは、レンペルとパソコンのセットアップなどした。
今はすごく眠いのでそろそろ寝る。