流体力学会年会

今日は東洋大学にて、流体力学会年会2009。初めての学会発表だ。
事前登録を忘れていて、お金を払わなければいけなかったのでまず受付に行き
3000払った。この時大学の住所を書く欄があって郵便番号が分からなかったのだが黙って出した。

さっそく宇宙惑星セッションがはじまって、僕は三番手でした。
一番手の人は、CMEが地球にどのように伝わってくるかを数値計算で求めた人だったが、
結果が多くてよく言いたいことがわからなかった。これは自分の理解力のせいもあると思う。

二番手は僕の同級生の発表で何回も聞いてる発表なのだがなかなか堂々としていて立派なものだった。質問がいいところをついていて参考になった。

三番手の僕は少し時間をオーバーしてしまった。
一応受けた質問をメモしておくと
1.Babcock-Leighton型のα効果とParkerの提案したα効果は何が違うのか?
これは僕は基本的には同じだと思っていて、Parkerは対流層で乱流的に曲げることを意識したのだろうけどBabcockは表面に出た後、拡散によって広がっていく効果をいっているのだと思う。

2. α効果は乱流の項に入るものだが乱流拡散を強くしたモデルではαも強くしたのか?
 これはどうやら答え方を間違ったようで、今回用いたαは乱流というよりはやはり活動領域の拡散によっておこるものだと思う。答えるのは拡散とαは別々にパラメータをふったと
答えた。

3. これからの課題について。三次元のダイナモは乱流を解くのか?
 解きません。パラメーターを振るだけです。


というような感じだった。その後いくつか話を聞いていって神戸大の先生の元気さがかなり印象がよかった。あんなおじいちゃんになりたいと思った。