研究打ち合わせから地震へ
現在、千葉大で一夜を明かそうとしていて、暇なのでブログを更新。
今日は、千葉大での科研費の打ち合わせ。最初の方の話が面白かった。2次のMUSCL法では拡散が強いので、MP5という5次精度の補間法を使うやつとか。そのうち勉強しよう。あとの話はなかなか難しかった。もう少しこういうのも理解できるようになりたい。二年前くらいからずっと言っている気がするが。
そんな感じで色々な人が研究発表をしていたのだけれど、突然地震が。。
最初はみんな「ゆれてるねー」程度だったのだけれど、そのうちただ事ではない雰囲気に。
とりあえず、いったん休憩となった。どこかの建物にはひびがはいったのだとか。
そんなこんなで大きなのはおさまったっぽかったので打ち合わせ再開。僕の発表もおこなわれた。
結構、受けがよかったように感じた。圧力の振幅が変わっているかもしれないとのアドバイスを受けたので調べておこう。
研究打ち合わせは18時頃に終わったのだけれど、さて帰ろうとすると、電車はどれもこれも止まっているとのこと。
結局、家には帰れなくなりました。そのあと、指導教員とジャムステックの人と飲みに行って、帰ってきてちょっと
しゃべって今という感じです。まさか、千葉大に来た時はここに泊ることになろうとは予想もしていなかったな。
まあ、僕の周りでは誰も怪我がなくてよかった。仙台にいる知り合いとかが心配
明日が来るのを待とう
修論提出から修論発表会、そして
ちょっと前の話になってしまったが、修論を無事提出しました。
その後修論発表会。僕は二日目の朝一番でした。朝起きられるか不安でしたが、かなり早く起きることに成功し、
学校に着いた後、一度コロキウム部屋で練習をしてから望みました。
http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/jp/students/info/grad/2008grad/gr2010-265.html
発表自体は時間通りに終わり、質問もすべて想定していたのもだったので自分の力の範囲ではよくできた発表だったと
自画自賛していました。質問の中で、「11年周期で磁場が反転するときに、四重極子のモードはでるのですか?」と
かなりオタクな質問が固体地球の人から出て、びっくりしましたがスライドは用意していたので大丈夫でした。
あとで指導教員に聞いたところ「君にしてはめずらしく緊張していて、余裕のない発表やったな」と言われました。
確かに、緊張していたので余裕のない発表だったかも。
なにはともあれ、修論発表会は終わり、研究に専念できる日々が始まったと思いきや、
専攻の奨励賞に選んでいただくための面接を受けさせていただけることになりました。これは専攻から3人くらいよくできた人
を選んで褒めてあげようと言う物で、候補者も3人というところで、面接自体は最後の確認的なところなのだと思いました。
こっちの面接はあんまり面白くありませんでした。詳しく書くと怒られる可能性があるので、書きませんが。
しかし、この面接専攻から1人選んで大学の総長賞に推薦するという選考も含んでいたらしく、僕はその1人に選ばれました。
次は、研究科から大学に推薦する面接を受けなければ行かなかったのですが、さすがにこちらはハイレベルで良い質問が来ました。
博士過程が終わった人も一緒に選考されるのでさすがにここはきついかなと思いましたが、想像通りここで落選してしまいました。
地球惑星科学専攻を代表としていったので、落選してしまったのは同期に申し訳ないなあと思いました。
博士の時は、がっつりした成果を残してぜひとってやろうというモチベーションをもらえたので自分の中ではいい経験になったと思います。
そんなこんなで先日修論の最終版も提出し、僕の修論のやることはすべて終わりました。修士時代はいろいろなことを経験させてもらって
すくなくとも度胸はついたなという感じです。最初に目標としていたことからすると達成度は60%というところです。
博士課程での目標もそろそろ立てないとなと思っているのですが、さて
パソコンセッティング -Ubuntuを入れたときに設定したこと-
Ubuntuを入れたときに設定したことのメモ。インテルのチップセットに不具合があったらしく4月に交換してしまうかもしれないので、メモを残しておく。
1. インストール
CDではどうしてもうまくいかなかったために、USBからのインストールをしたらうまく言った。ネットに情報は転がっているので未来の自分もちゃんと調べられると思う。
2. ネットに接続
最初はなぜか環境が英語だったので、systemらへんのnetwork connectionsというところから設定する。
wiredを選んで、Auto eth1もしくはeth0のどちらかを編集する。うまくいくほうは一つ。上のバーに出ている無線っぽいマークをクリックすると
どちらが働いているかが分かる。そのなかでIPv4設定と言うところを選んで、僕の机の前にはってある情報を入れるとネットにつながる。
3. 画面関係
nvidiaのサイトにいってドライバーをダウンロードする。僕のグラフィックボードはgeforce 430というやつである。
そして、適当なところに持ってきた後にctrl+alt+F1を押してテキストモードに移行。その後、sudo /etc/init.d/gdm stopなどとしてxを止めて
sudo sh NVIDIA-Linux-x86_64-260.19.36.run
などとすればいい。これだけで、デュアルディスプレイも使えるようになる。
4. casp lock
caps lockを使えなくしておくことは重要。システム→設定→キーボード→レイアウト→Ctrlキーの設定でMake CapsLock an additional Ctrlにチェックを入れる。
5. IDLをインストール
これがまたやっかいなのだけど、まずcshをインストールする(sudo apt-get install csh)。
次に
sudo ln -s /usr/bin/arch /bin/arch
としなければいけない。これは64bitOSになってarchの場所が変わったからだ。
なにか他にも問題があった気がするが今は思い出せない。
6. その他設定
研究室のHDDに昔のデータは置いてあるのでそこから便宜持ってくる。
7. thunderbirdの設定
昔のホームディレクトリから~/.thunderbird/****.defaultというディレクトリをまるごと持ってくる。
そして、profile.initの中のPathを書き換える。
次期太陽観測衛星会議
どこまで情報を公開していいかわからないので、必要最低限メモしておく。
今週の月・火と宇宙研で次の太陽観測衛星の会議があった。今A・B案の二案があってこれは僕が修士に入る前から今年決まるってなってたんだけどなかなか決まらないという感じでした。
今回も結論は出なかったんだけど、最後一人一人意見を言って行くという壮絶な雰囲気で会議が終わった。
普段、なかなか発言の機会がもらえない修士の僕としては、しゃべる機会だと思って思ったことをいろいろとしゃべっておいた。修士論文の前だからと発表は控えさせてもらったんだけどぼろぼろに疲れた先生を見て少し申し訳なくなった。
両案ともいろいろと課題はあるけど、どちらになっても楽しそう。
ユーザーズミーティング of 計算機 2日目
今日はユーザーズミーティング of 計算機の2日目だった。大幅に寝坊して、かなり遅刻していった。
昼飯は、国立天文台の友人のところを訪ねて行って、一緒にとり近況を教えてもらった。
少し、ポスターを見たけど相変わらずポスターセッションは忘れ去られているという印象だった。せっかく、いっぱい出してあるのだからちゃんとした時間をとればいいのにと思った。
研究会の最後は運用報告とこれからのこと。
運用報告は歯切れの悪い部分もあったけど、まぁまぁという感じだった。
これからの計画は楽しみなところが半分。心配なところが半分というところ。活発に議論されていて良いと思った。
ユーザーズミーティング of 計算機
今年の総括
12月31日になったので、久しぶりにブログを更新しつつ今年の総括をしようと思う。
1月
1月13日に始めての論文がpublishされたらしい。今博士1年の先輩が修論頑張っている姿を見て、来年はあんな風になるのかなあと思っていた記憶がある。
研究会はCfCAユーザーズミーティングと太陽圏シンポジウムに行って来た。太陽圏シンポジウムの方は一応招待講演。生まれて始めての招待講演であったが、みそかつがおいしかった記憶しか無い。分野外の研究者へのレビュー講演だったため詳しいことは伝わらずという感想。Solar-Cの会議もあったらしい。
3月-4月
二つ目の論文を提出。なんと25日でアクセプトされて驚く。この研究を始めたの自体が1月頃だったので、非常にお手軽研究になってしまった。しかし、評価してくれる人は評価してくれてこの内容で海外の会議に招待講演される。(あんまり評価してくれない意見も結構たくさんあった)。この内容で、天文学会もしゃべる。広島のお好み焼きがおいしかった。この期間は今博士2年の先輩がアメリカに短期留学していた。また指導教員も半年間アメリカに行ってしまった。
5月-6月
学振の書類を書く作業に追われる。この頃の趣味は計算スキームを勉強することだった。また、アメリカに短期留学することにして、レンペルさんに連絡をとった。地球惑星科学連合大会に参加した。torsional oscillationの研究をしたが、なかなかうまく行かず、少し方向転換
7月-8月
渡米が決定する。専攻のコロキウムで発表と千葉大の会議で発表。この頃には自転角速度の速い恒星の研究が完成していた。まだ論文を投稿していないので、いかに自分が論文書くペースが遅いのかが分かる。たしか、このころ渡米が決定した。
また、同じ研究室の同期がこのころアメリカに行く。
9月
流体力学会、天文学会、ダイナモ研究会に参加。北海道の食べ物がおいしかった。飛行機で一瞬で行けたのでまた行きたい。ダイナモ研究会は招待講演にしていただいた。招待講演者みんなの発表が面白くて、僕は話したのを恐縮した。
10月-11月
アメリカにて研究。世界最高の太陽物理学者というやつを見る。毎日がすごく充実していた。また、学振に合格する。学部の頃から目標としていたので、ぐっと気持ちを引き締める。コード作って議論しての日々。
12月
帰国後は修論を書き始める。結構勉強になるものだなあと思った。
始めての海外での研究生活を体験したので忘れられない一年になるのだろうなあ。